朝3時半に起床で最終チェックし4時50分に11キロのリックを担ぎ歩いてJR駅へと出発。 豊肥線で熊本駅着。新幹線の6時過ぎ発で1車両自由席で10名程で帰省客に関係なしで空席が目立つ。 朝早いので熊本駅で弁当の確保も出来ず、車中販売もなく7時過ぎに鹿児島中央駅着。 タクシーでトッピー船着場へ行き、やっとおにぎり確保。乗船手続きし7時45分出港となり朝食となりました。
宮之浦港に着きますと予約していたレンタカーで近くのスーパーで弁当確保。 白谷雲水峡に近づくと車の係員から混雑しているので1キロ程手前で指示され駐車することになり途中で20リットル容量のリックをレンタルしたものに必要な物を入れて入場料を払いまずは弥生杉方面へと行きました。
ヤクザルの親子が近くにいて人を無視しているのが楽しく、写真を撮ろうとするとガイド付きの5名程が「さる!」と騒ぐので少し離れて行き残念。
木根杉が目の前に現れてニコリ。先に進みますと弥生杉になり、3度目のご対面。
歩き続けるとヤクシカに出会い、なかなか上手く写真が取れない。「写真撮るからこっち向いて」と独り言を、はっすると知らないうちにアベックが後ろに来て少し笑っている。
少しづつ観察する余裕が出来たのか伐採された杉も少なくないのに気が付き、人の手が入ってなかったら凄い雰囲気だったのでしょう。
さつき吊橋と言うところに着きますと原生林歩道と楠川歩道との分かれ道となり原生林コースへと足を運びますと名の付いたヤクスギと出会うことになります。 渡渉点の一つで奥を見ると名のないヤクスギが目に入りそれを見ながらの昼食としました。 数百年後には現在の名の付いたヤクスギと世代交代で登場するのでは想像しながらの弁当は楽しいものです。
楠川歩道と合流したところで奥に進み白谷小屋でコーヒーを入れてひと時を過ごし今夜の宿泊先(無料山小屋)へと気持ちを入れ替えて行動することにしました。
宿泊先へと車で移動する途中に紀元杉があり、巨樹の世界へと導いた紀元杉になり、近づくにつれこみ上げるものがあります。 又、その先には川上杉も道路沿いにあります。
淀川登山口から40分程歩いた淀川小屋になり、登山口と同行することになった名古屋からの人と山小屋で乾杯となり午後8時には寝袋で翌日の太忠岳登山を夢描いておやすみなさい。